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京都〜地元・京都人がお奨めする秋の紅葉スポット

足に自信有り!道中もパノラマ絶景!ハイキングをしながら紅葉の山道を楽しむ

貴船・鞍馬コース

+10月下旬頃から見ごろ始まる。(見ごろは、平年の情報を参考にしています)
※こちらのハイキングコースは、約2時間半ぐらい歩くコースですので、 途中足下が悪い道もあるため、歩きやすい靴でお出かけいただくのをお奨めします。 又市内より、2~3度低い場所のため天候等によっては、寒い日もあるかと思います。
【周辺マップ情報】・・・・Yahoo地図より

まず、叡山電鉄「出町柳駅」より電車に乗り「貴船口駅」まで向かいます。この際に上手く「きらら号」に乗れればラッキー。 1時間あたり2本ぐらい出ているので、できれば「きらら」の時刻表をチェックして乗るのをお奨めします。 「きらら」は、窓も大きく一部の席が外側に向いているパノラマ号です。途中、紅葉のトンネルなど車内からの景色が抜群!これは、必見です。 約30分後、貴船口駅に到着そこから貴船神社を目指します。市内より30分でこんな素晴らしい景色を見る事ができるなんて、なかなか良いものですよ。
貴船川を横目に見ながら徒歩35分ぐらいで貴船神社に到着します。もう少しで到着という所で、夏の風物詩・川床の料理屋が並ぶあたりに到着します。 ここで、一息するのもよいものです。

貴船倶楽部

料理旅館・貴船の右源太に隣接する喫茶。ジャズのBGMを聞きながら、自家焙煎のコーヒーをいただきながらほっとしながら紅葉を眺めらられます。
【住所】京都市左京区貴船鞍馬町76
【電話】075-741-2146
【営業時間・定休日】11:00〜18:00年中無休
【HP】ホームページ

貴船神社

鴨川の源流である貴船川沿いの貴船神社は、水の神様・えんむすびの神様で知られています。 本宮の社殿前の石垣から出ている御神水は、聖なる山として祀られている貴船山より湧き出しています。 ここの水につけて見る「水占(みずうら)みくじ」も面白く楽しめます。 この時期このあたり一帯を含め紅葉ライトアップのイベントが行われます。 ライブも開催されたりと夜は、違った雰囲気を演出してくれるのでこちらも必見です。
『貴船もみじ灯籠』2006年11月10日〜26日

【住所】京都市左京区鞍馬貴船町180
【電話】075-741-2016
【拝観時間】9:00〜16:30
【HP】http://kyoto.kibune.or.jp/jinja

貴船神社等で少し休憩をした後、いざ霊気に充ちあふれた神秘のお寺・鞍馬寺を目指します。

貴船神社から鞍馬寺は、そこそこの距離があり、約徒歩1時間かかります。 山道は、通称「木の根道」という杉の根が地面にはい出している道があったりと、緑に覆われて薄暗く不思議な道を通ります。 そして途中には、「義経堂」や牛若丸が鞍馬寺の修行を終えて都に戻る際、 口したと言われている「息継ぎの水」など義経スポットを見ながら鞍馬寺に到着します。 ここの紅葉は、山の中にあるお寺のためか、タイムスリップしたように感じで、また道中も十分に紅葉を満喫できるため、あっという間に到着します。 遠くに見えるグラデーションの山々の紅葉と間近に見える鮮やかな紅葉と又違う印象を持って楽しめるのがいいです。 この鞍馬山・鞍馬寺は、昔から霊気が漂い神秘の山と言われており、他とは違い背筋が伸びるような、 張りつめた空気の中に紅葉で、心の中のモヤモヤなど日常を忘れて、凛とした気分がします。

鞍馬寺

796年に藤原南家の出身で造東寺長官を務めた藤原伊勢人という人物が毘沙門天と千手観音を安置して創建したとされています。 以前は、天台宗に属していましたが、今現在は、鞍馬弘教総本山。ここ鞍馬山は山岳信仰、山伏による密教も盛んでした。 そのため山の精霊である天狗もまた鞍馬に住むと言われています。牛若丸も天狗と一緒に修行をしたと言われています。
【住所】京都市左京区鞍馬本町1074
【電話】075-741-2003
【拝観時間】9:00〜16:30
【最寄】叡山電車鞍馬線「鞍馬駅」下車※本殿までは徒歩30分(ケーブル有)

その後、鞍馬の火祭の舞台となる由岐神社に向かいます。鞍馬寺からは、約20程度の道のりです。

由岐神社

天慶元年に都の大地震、その後平将門の乱と相次ぐ世情不安に、 朱雀天皇の詔により940年御所の北方にあたる鞍馬の地に天下泰平と万民幸福を祈念し御遷宮されました。 慶長12年には豊臣秀頼によってご本殿と拝殿を再建し、特にこの拝殿は中央に通路をとった割拝殿という珍しい拝殿で 桃山時代の代表的建造物でもあり現在は国の重要文化財になっています。 キーホルダーになっている天狗の顔の中におみくじが入っている天狗みくじというのがあります。 また本殿前の石段脇に立つ大杉は、樹齢約600年。境内には、京都市の天然記念物に指定された杉が3本あり、 この杉が最も大きく大杉社という小さな祠があります。
【住所】京都市左京区鞍馬本町1073
【電話】075-741-1670
【拝観時間】9:00〜16:30
【最寄】叡山電鉄鞍馬線「鞍馬駅」下車徒歩7分
【HP】http://www.yukijinjya.jp/
【周辺マップ情報】・・・・Yahoo地図より

さてさて、やっとクライマックスの鞍馬温泉へ。

こちらから、鞍馬温泉へは少し歩かないと駄目ですが、街道脇に建っている民家も昔ながらの雰囲気があり、面白いです。 途中には、鞍馬名物の木ノ芽とじゃこが混ざり合っている「じゃこ山椒」や「木の芽煮」などが売られているお店が幾つか並んでいるのでお土産にどうぞ。

くらま辻井

昔ながらの製法で作られている佃煮屋。それぞれの季節に合わせた山菜などで調理された佃煮を販売しています。
【住所】京都市左京区鞍馬本町447
【電話】075-741-1121
【営業時間・定休日】9:00〜17:00 水曜日定休
【HP】http://www.kuramatsujii.jp/

紅葉のハイキングの締めくくり、鞍馬温泉は、お風呂も抜群ですがお料理の方も大変美味しく、 名物釜ごはんは、季節の山菜が入っており是非一度食べてみてください。露天風呂のみのコースや休憩室で仮眠を取る事もできる日帰りコースなどあります。 鞍馬駅までの送迎もあるので帰りは、楽ちんです。

鞍馬温泉

【住所】京都市左京区鞍馬本町520
【電話】075-741-2131
【営業時間・定休日】10:00〜21:00閉館 年中無休
【HP】http://www.kurama-onsen.co.jp/

屋外の露天風呂は、紅葉した木々を眺めながら疲れを癒し、湯船に落ちる赤や朱色の落ち葉など情緒ある温泉。 疲れを取り除き、その後美味しい名物の釜飯をいただくというのが、このコースの楽しみだと思います。 紅葉の季節は、混み合うので、夕方や平日をお奨めします。 山間を歩くので、こちらはしっかりハイキングの格好で挑戦してください。 市内よりすぐにある、山間の紅葉を満喫できるのも京都ならではだと思います。


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