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京都〜地元・京都人がお奨めする秋の紅葉スポット

「京都でお奨めの紅葉の場所をご存じですか?穴場で空いている場所は?」とよく聞かれます。 しかし「私の好きな場所はお教えできますが、桜と紅葉の季節に、空いている場所は京都では、殆どありません」と言います。 というのもこの時期、地元の人間でさえ休日は、車で出かける事は避けます。常に人と車でいっぱいで、道路は渋滞している状態です。 これも三方の山に囲まれている京都の土地柄か、一歩外に出れば紅葉の名所が沢山 そこで、あくまでも独断と偏見で地元人・私が好きなスポットを紹介します。

観光と合わせてプラスαで紅葉を楽しみたい欲張りプラン

一乗寺・修学院辺り

+11月中旬頃から見ごろ始まる。(見ごろは、平年の情報を参考にしています)
この辺りは、最近紅葉の時期になると、混み合う事が多くなりました。 しかし平日などは、大型バスも入りにくかったり、またバス停や電車の駅から離れており、 利便性があまり良くないせいか静かな場所です。 何度か京都を訪れた方などには、こちら方面をお奨めする事が多いです。 この際、観光タクシーかレンタサイクルでまとめてこの辺りを廻るのがいいかもしれませんね。
この洛北あたりの観光+α紅葉・洛北プラン編は、主な見どころを4ヶ所紹介します。 この他にもそれぞれの近辺に紅葉のスポットがあるので、そこと合わせて立ち寄るのをお奨めします。

【周辺マップ情報】・・・・ マピオンより

【レンタサイクル情報】
・レンタサイクルデリバリーのDELIBIKE http://www.bt-kyoto.com/index.html
駅や宿泊先など、京都市内ならどこでもご希望の場所までレンタサイクルを配達(一部エリア除く)。 ご利用後のレンタサイクルは、京都市内ならどこでも乗り捨てすることができる。(一部エリア除く)
【観光タクシー情報】
・MKタクシー http://www.mk-group.co.jp/kyoto/
市内のタクシーで一番最初に値下げをしたタクシー。サービスは、どの会社よりも良いため気分よく乗れます。

詩仙堂

大阪夏の陣で軍律違反の罪に問われ、その後文人の世界に入った、徳川家康の家臣の石川丈山の隠居後の山荘。 現在は、丈山寺という名の曹洞宗の寺。ここの一室の壁に、狩野探幽に描かせた中国の詩仙三十六人の肖像と詩があることから、 詩仙堂と呼ばれるようになりました。また日本の庭に欠かせない「鹿おどし(ししおどし)」は丈山が考案したと言われています。
ついこの間までは、本当に静かなお寺でしたが、某鉄道会社のCMに出てしまったばっかりに、 沢山の観光客の方が来られるようになり、人里離れた山荘というイメージが薄れつつあります。 よくとっておきの場所として、案内をしていたのに・・・・。とても残念!!と言えども大きなお寺に比べれば、まだまだお奨めできる場所の1つです。 まず、ここが入り口?という人が1人しか通れない玄関門を抜けると、竹林に囲まれた石畳の参道があります。 きっと初めてここを訪れた方は、この参道を通る時点でノックアウトをくらうに違いないです。 中に入ると中国の詩仙三十六人の肖像と詩がある詩仙の間より、青山と海を表す庭を座ってゆっくり眺められます 綺麗に刈り込みされた波を表すサツキは、濃い緑色になっておりそのバックに、色づいた木々を一層引き立てます。 こぢんまりとした、とてもシンプルなお庭と鹿おどしの響き渡る音が、心にしみます。 後、もう一つ私がこの場所を好きな理由は、庭に出られることです。今まさに感動した庭に出られるというは、めったに無い事だと思います。 ライトアップされた、紅葉のお庭も素敵ですが京都ならではの侘び寂びを感じられる紅葉もいいものです。

詩仙堂

【住所】京都市左京区一乗寺門口町27
【電話】075-781-2954
【拝観時間】9:00〜16:45
【最寄】バス停一乗寺下り松町から徒歩10分(京都駅よりバス停までバス40分)

<近辺情報>

野仏庵

詩仙堂のすぐ近くにあり、見落としがちのここ野仏庵は、古美術愛好家で知られる上田堪庵が建てたものです。 建物は古い民家を移築したもので庭には1千体を超える野仏があり、東山を借景とした清境と、陶庵席以下、数席をかぞえる茶席などがあります。 お抹茶付きで見学できるので、休憩がてらゆっくりした時間を過ごせます。
【住所】京都市左京区一乗寺葉山町15-3
【電話】075-721-3000
【拝観時間】9:30〜16:00

一乗寺中谷

でっち羊羹で昔から知られているこの和菓子屋。店内は、茶屋にもなっておりお菓子とお茶などをいただけます。 最近は洋菓子とのコラボレーションで今までにない和菓子を創作されているお店。
【住所】京都市左京区一乗寺花ノ木町5
【電話】075-781-5504
【営業時間・定休日】9:00〜19:00 水曜日定休
【HP】http://www.ichijouji-nakatani.com/

圓光寺

徳川家康が国内数学の発展のために、伏見に建立し、圓光寺学校としたのが起こり。多くの僧が入学し、書籍の刊行もおこないました。 その後、御所近くの相国寺山内に移り、現在地に移転。明治以降、最近までは臨済宗の尼寺でした。 運慶作と伝わる千手観音像、元佶像をはじめ、円山応挙作の「竹林図屏風」、家康に与えられた出版の木活字などがあります。 庭園は洛北では、もっとも古いとされる栖龍池(せいりゅうち)があり、禅宗の修行の過程になぞらえて現した池泉廻遊式の庭は、 「十牛の庭」と名づけられました。
ここの庭には、沢山の紅葉する木々が、一面隙間なく植えられており、壁面を赤・朱・黄色が色づかせています。 十牛の庭の竹林に栄える紅葉の木々や手入れされた深緑の苔に真赤な落ち葉の絨毯、池に映える紅葉が更に趣を添え、訪れた人々を幽玄の世界に導きます。 そして、夜には、ライトアップがされ、暗闇に移る竹林の中に浮き立つ紅葉は、昼とまったく違う幽玄な世界の顔を見せてくれます。>
ここの見どころは、高台より眼下にお寺を見下ろす場所があり、市内はもちろんの事、紅葉に包まれた圓光寺を見下ろすことができます。 目の前に見る紅葉とは、違い紅葉に包まれたお寺や市内を眺められるのは、少し得した気分です。

圓光寺

【住所】京都市左京区一乗寺小谷町13
【電話】075-781-8025
【拝観時間】9:00〜16:30
【最寄】市バス「一乗寺下り松町」下車徒歩7分

<近辺情報>

・雲母漬老舗 穂野出

創業は元禄2年の老舗のお店。曼殊院門を行く道すがらにあり、その坂・雲母坂に面しています。 古い民家・農家といった雰囲気で、歴史を感じるお店です。名物の雲母(きらら)漬は、白味噌に小なすを漬けたもので、 創業以来代々受け継がれてきた秘伝。店先にて試食ができ、どこにも卸さず地方発送もされず、この店でのみ販売されています。
【住所】京都市左京区一乗寺谷田町43
【電話】075-781-5023
【営業時間・定休日】9:00〜17:00 無休

曼殊院門跡

曼殊院は、門跡という名が示すように皇室一門の方々が住職でした。そのため、玄関の門・勅使門の両側の塀に残る五本の白い筋はその格式を伝えています。 桂離宮の流れをくむ江戸時代初期の代表的書院建築の寺で、黄不動や古今和歌集といった国宝や狩野探幽の襖絵なども所蔵されています。 遠州流の名席である八窓軒茶室の見学も別料金で可能です。
曼殊院の門の周りを紅葉の木々が囲んでいるように、辺り一面が紅葉の景色一色になります。 曼殊院の前にある弁天茶屋で休憩しながらお昼をいただいたり、棧敷でお茶をしたりもでき、十分ここで紅葉を満喫できます。 特に茶屋の前の池に写り混んだ風景など、是非ご覧いただきたいです。
大書院から眺める枯山水のお庭には、紅葉が見事にマッチされており、時が止まったように思えるほどです。 ここは、皇室ゆかりとあってか、派手な印象は無く、凛とした高貴な印象を受けます。 その他にキリシタン灯篭やふくろうの意匠がほどこされたつくばい、坪庭にいたるまで手入れが行き届いた見事なものばかり。 庭は、もちろんの事建物自体も見応えのあるもので、大書院の床間や欄間、引き手、八窓軒茶室や大玄関そして、襖絵など細かな所にまで細工が施されて、 観光としてもゆっくりと見学できる大変面白い寺院です。観光と合わせて紅葉を楽しむには、ぴったりの場所です。

曼殊院門跡

【住所】京都市左京区一乗寺門口町27
【電話】075-781-2954
【拝観時間】9:00〜16:45
【最寄】バス停一乗寺下り松町から徒歩10分(京都駅よりバス停までバス40分)
【HP】http://www.manshuinmonzeki.jp/

<近辺情報>

・鷺森神社

約1100年あまり前に創建された古社で、かつては修学院離宮の山林にあったという歴史ある神社。 閑静な境内には、荘厳な本殿のほかに離宮にゆかりの石碑や幸橋があり名前通り、森に囲まれている神社です。 紅葉の季節には、見事なまでの紅葉の景色がみられます。地元の人しか通らないため、人も少なく穴場スポットかもしれません。 手書きの絵馬もお土産にぴったりです。
【住所】京都市左京区修学院宮ノ脇町16
【電話】075-781-6391 
【拝観時間】参拝自由

赤山禅院

比叡山の西の裾野に建つ赤山禅院は、延暦寺の塔頭のひとつ。創建は仁和4年(888)で、赤山明神は、陰陽道の祖神であり、 中国の泰山府君(たいざんふくん)のことで、昔から商売繁盛の神として知られています。現在は都七福神の福禄寿の寺でもあります。 御所の東北にあたり表鬼門に位置するため拝殿屋上には神猿が鎮座しています。ここのおみくじは、福禄寿の木彫りの人形の中に入っており、 1つ1つ微妙に顔が違いカワイらしく面白いです。
参道は、紅葉のトンネルと言われるほど見事に天を覆っています。ここの印象は、全体的に真言密教独特な雰囲気のあるお寺のせいか、 派手なイメージを持つ紅葉スポットという感じです。きれいに整備されているわけでは、 ないので山寺の雰囲気もあり前に見たお寺とはまた違った印象を受けるので、面白いのではないでしょうか。

【住所】京都市左京区修学院開根坊町18
【電話】075-701-8151
【拝観時間】9:00〜16:30
【最寄】市バス「修学院離宮道」下車徒歩15分


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