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京都〜夏の不思議話・祇園祭のふしぎ不思議

祇園祭の間は、胡瓜(きゅうり)は食べられない!!

祇園祭の1ヶ月間、祇園祭の地元の人や関係者は胡瓜を食べては、いけません。

少なくとも祭関係者は、口にしないそうです。その理由は、胡瓜を輪切りにした時の模様と 八坂神社の紋が似ているからだとの事。八坂神社の紋を口にするなんて、畏れおおい事だそうです。 胡瓜の酢のものは、夏バテに効くのに、大変ですね。


祇園祭の粽(ちまき)は、食べられない!

以前観光の方が、祇園祭の時に粽を買って開けてみたら、お菓子が入っていなかったので驚いたという話を聞いた事があります。 そうなんです! 祇園祭の日に売られている粽は、お守りみたいなもの。 粽に「蘇民将来之子孫也」と書かれた護符が付いており、1年間玄関先に飾り、厄除けとします。 ちなみに、これを見ると食べられる粽が食べたくなるのは、私だけでしょうか。

美味しい粽は、「御粽司・川端道喜」でどうぞ。
・御粽司川端道喜
住所:京都市左京区下鴨南野々手中町(下鴨本通り北山角)
電話:075-781-8117 営業時間:9:30〜17:30 定休日:水曜日 予約:要予約


無言詣り

祇園の花街では、7月17日の山鉾巡行が終わった後から、24日の神幸祭まで

三基の御神輿が集まる四条寺町の御旅所に無言詣りをすると願い事がかなうと言われています。 昔は、舞妓・芸姑さん達は人に会わないようにしながら、願いを胸に秘めて詣ったそうです。


祇園祭を鱧(はも)祭ってどうして言うの?

鱧がちょうど祇園祭あたりに、旬を向かえるからと言う説もありますが、昔、夏場に海から京都まで生きた魚を運ぶのに、一 番生命力が強かったのが鱧だったそうです。そのためか京都では、重宝がられました。 そして、鱧の生命力にあやかって言われているそうです。そのため、京都では、この時期一番高価なお魚になっています。


京都〜夏の不思議話・五山の送り火のふしぎ不思議

大文字の大を飲む?

8月16日の大文字の送り火を杯やお盆に大を写して飲むと無病息災で1年過ごせると言われています。 その他に「茄子に穴をあけて大文字を見ると目を患わない」とか「送り火の燃え木の炭は、家の魔よけになる」 「消し炭を粉にして飲むと胃薬になる」などの言いつたえがあります。

そのためか今でも送り火の翌朝は、燃木を拾う人で早朝より山に登る人が多いみたい。


妙・法は、法妙って読むの?

昔は、右から文字を読んでいたはずなのに、どうして法妙と言わないのかと不思議に思った事は、ありませんか? 妙法とは、南無妙法蓮華経のお題目の字で、妙法と読むのがやはり正解です。実は、妙法は同時期に書かれた訳ではなかったからです。 妙が1307年先に書かれその後、だいぶ後に法が出来たわけです。


大文字は、5山だけでは無かった!

かつては、市原に「い」、鳴滝に「一」、北嵯峨に「蛇」などがあり合計10山ほどあったそうです。 「い」や「一」などは、明治に入るとなくなったようで、結局5山に定着したのは、戦後の事みたいです。 10山の送り火ってすごいスケールでしょうね。


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